よくある質問

一般情報

良いタイヤとはどんなタイヤ?

ライダーにとって良いタイヤとはどんなタイヤでしょう? スムーズに速く転がり、快適で、グリップ力とハンドリング性能も良く、パンクに強いタイヤ。 どんなサイクリストも、例えばエリート・プロフェッショナルも、エコ志向のサイクリストも、このような品質には賛成するでしょう。
このような品質の差は、タイヤのケーシングがどれだけ良く作られているかによって違いが出ます。 そして最も重要なのはケーシングを作るための材料である、ナイロンやポリエステル、もしくはこれらを混ぜた布地の品質です。 より良い繊維により、より高い密度のケーシングを作ることができます。 我々はこれを”TPI”(Threads Per Inch) と呼んでいます。 より高いTPI値のタイヤが、より高い品質を意味します。 それは何故でしょうか?

More grip

ケーシングの柔軟性が高まり、路面との接地面が大きくなることで、グリップ力が高まります。

More comfort

高いTPI 値の材料はより薄く、より柔軟性が高まるので、ケーシングが接地面に順応してショックを減らし、スムーズに転がります。

Faster running

高いTPI値は低い転がり抵抗を意味します。 タイヤの転がり抵抗はゴムの変形によって起こります。 高いTPI値のタイヤはゴムの量が少ないので、ライダーのエネルギーを推進力へと無駄なく伝えることが出来ます。

VittoriaのタイヤはTPI 値によってクラス分けされています。 ナイロンケーシングは26から220TPIまで。 コットンとCorespunケーシングは220から320TPI まであります。
トップモデルのEVO シリーズの320TPI は、現存する自転車用タイヤの中で最高の繊維数です。 これこそ速く走りたいライダーの探し求めてきたタイヤです。
ケーシングの密度が高い程、より高い柔軟性が生まれます。

チューブラーとは?

チューブラーは何も特別なものではありません。 チューブラーのインナーチューブはケーシングに完全に包まれており、接着剤によってリムに付けられます。 それに比べてクリンチャーは中が開いていて、ビードによってケーシングをリムの内側に引っかけています。
技術的に言うと、チューブラーは非常に薄いドーナツのような形状をしています。 外側の表面にはトレッドがあり、加硫処理(機械による工程)もしくは手作業による接着によってケーシングと一体化させています。 手作業による接着の場合は、加硫処理のように高い熱をかけないので、高価にはなりますが最高の品質となります。
チューブラーは完全に丸い断面であり、同じ半径を持ったケーシングとなります。 それによってクリンチャーよりも2つの大きなアドバンテージがあります。

一つには、コーナーへ入る時に突然グリップ力が変わることはありません。 また、ショックの吸収性も高くなります。なぜなら、路面からのショックがホイールリムの底面全体に広く分散され、転がり抵抗が低くなるからです。
ライダーはコーナーに対して自分のラインをキープすることができ、荒い路面上でさえもスムーズに回転します。

もう一つチューブラーが持つアドバンテージは、より高い空気圧です。 クリンチャーの場合は、空気圧を高く入れると快適性が下がってしまいます。 チューブラーを使うライダーは、ライド感が良く、速いのでチューブラーを好むのです。
クリンチャー・タイヤは利便性が高いですが、チューブラーは路面への適応能力が非常に高く、今日においてもトップ・ライダー達にとって欠かせないものとなっています。

タイヤとは?

タイヤはケーシング、トレッド、ビード(通常これにインナーチューブを加える)の3つのパーツでできています。

ケーシングは、ラバーでコーティングされた布地でできています。 ナイロンが最も良く使われている布地です。 インチ毎の繊維数(TPI) によっていかにその布地が細かく織り込まれているか、またそのケーシングがいかに柔軟性があるかが分かります。 Vittoria のトップ・タイヤに使われているケーシング布地はポリコットンとアラミド繊維の混合物でできています。

トレッドは路面と直接接触する部分です。 高いパフォーマンス性能のトレッド・コンパウンドはラバー、シリカ(SiO2)、カーボンブラック、その他特殊な原料を混ぜてできています。 更に高いパフォーマンスの為、Vittoria のトップ・タイヤには非常に細かいケブラー®繊維を混ぜたコンパウンドを使用しています。 トレッド・パターンはタイヤの使用目的によります。
乾いてスムーズな路面用のスリック、ウェットで荒れた路面用の溝のあるものなどです。

ビードはクリンチャーリムの内側に引っかかり、インナーチューブに空気が入ることでタイヤがしっかりと固定されます。 堅い(ワイヤー)ビードと折りたためる(ケブラー)ビードがあります。 堅いビードはワイヤーの束になっていて、折りたためるビードはアラミド繊維でできていおり、堅いビードよりも軽くフィットし易くなっています。 折りたためるタイヤは保管や持ち運びにも便利です。

Vittoria の殆どのタイヤには、ナイロンやアラミド繊維でできた耐パンク性能ベルト(PRB)がトレッドの下に入っており、路面上の鋭い破片によるパンクから守っています。
さらにサイドウォールのダメージを防ぐために、ビードからビードにかけて敷く保護用レイヤーや、特殊なナイロン製の保護材をサイドウォールに加えています(Tech バージョン)。

TPIとは?

T.P.I .とは、Thread Per Inchの略語であり、ケーシングのインチ(2.54cm)あたりの繊維総数を意味します。 ケーシングはタイヤやチュブラーの”心臓部”にあたり、ゴムと繊維(ナイロン、コットン、ケブラー、ポリコットン等)で出来ています。

サイドウォールの表示の意味は?

タイヤのサイドウォールには次のような情報が表示されています。

  • 最大・最小空気圧(必ずリムの最大空気圧を確認して下さい。タイヤの最大空気圧よりも低いことがあります)
  • 原産地
  • タイヤのサイズ フランス系 (例:700X23など)と ETRTO (例:23-622)
ETRTOとは?

ETRTO はEuropean Tire and Rim Technical Organization の略で、タイヤとリムの標準規格です。
ETRTO サイズ 37-622は、37mmのタイヤ幅で、622mm のタイヤビードの内径を意味します。
ETRTO の目的はリムとタイヤに互換性があるかどうかを明確にすることです。

タイヤの外周を正確に測るには?

タイヤの実際の外周を測るには、地面に置いて測るのが最も正確です。 自転車にまたがり、地面にバルブの位置の印を付け、バルブが元の位置にくるまでホイールをまっすぐに回転させて、最初と同じ様に地面に印を付けます。
2つの印の間の距離が実際のタイヤの周囲の長さになります。
これ以外の方法では、ライダーの体重による外周の変化(体重により接地面のホイールの半径がやや小さくなる)やリムの幅による形状の変化を考慮することができません。 リムや体重によって実際の外周が変わるからです。

パフォーマンス

高いTPI数値の利点は?

TPIの数値が高い(繊維の数が多い)と、ケーシング内のゴムの量がより少なくなり、柔軟性が高く、薄くなります。 
アスファルト表面の凸凹により、タイヤ表面との間に振動と摩擦が起きます。これら大小様々な衝撃はタイヤに伝わったり吸収したりします。 そこで柔軟性が重要になってきます。 柔軟性の高いケーシングは、路面の凸凹による振動を、その周りを変形させることで吸収します。
一方ワイヤービードの場合は、堅くて変形しないので振動や摩擦が全て(リム、スポーク、ハブ、フォーク、フレームなど)に伝わってしまい、転がり抵抗が高くなり、快適性が低くグリップ力も劣ってしまいます。

つまり、柔軟性のあるケーシングは:
よりスピードが出る
より快適性が高い
よりグリップ力が高いことになります。

ケーシングの素材は柔軟性に影響するので、タイヤのパフォーマンスにも関わってきます。
Corespunケーシングは、コットンでできており、デリケートで、ナイロンよりも収縮性と柔軟性に富んでいます。

Vittoria 製品のTPI と素材は:

-ナイロン・ケーシングは26TPI から220TPI まで。
-コットンとポリコットン・ケーシングは220TPI から320TPI まで。

320TPI はVittoria が、R&D部門において絶えず苦労して研究を重ねた結果、遂に実現した記録的数値です。

チューブラーがクリンチャーーより優れているのは何故か?

チューブラーがより優れているのは、リムとタイヤのカーカスの間に構造上何もないため表面がなめらかであることと、タイヤ自体が完全な円形となっているので、柔軟性とショック吸収性が高いためです。

ラテックスチューブの利点は?

ラテックスはブチルよりも柔軟性の高い素材です。ブチルは1.5倍しか伸びませんが、ラテックスは7倍まで伸びます。
これにより高い柔軟性とスピード、快適性、耐パンク性能を保証します。ラテックスのレイヤーが形状に合わせて変形することで、パンクを防ぎます。
ラテックス・インナーチューブの唯一のデメリットは空気の保持力が低いことです。ラテックスは通気性が高いため、空気が抜け易いのです。 また、空気圧が高いと、より早く空気も抜けます。そのため、ラテックスチューブを使用したタイヤは乗る前に毎回空気圧を調整しなければいけません。

タイヤの幅が狭い方が早い?

必ずしもタイヤの幅が狭ければ速いという訳ではありません。完全なスリック状のトレッド面で、路面による振動が無い場合に限っては狭い方が速くなりますが、実際の路面状況ではそのようなことはありません(室内トラック競技場だけは完璧な路面状況になりますが)。 
そのため、実際の路面状況では様々な要素を考える必要があり、中でも特に柔軟性が一番重要になります。 まず最初にケーシングの柔軟性、次にコンパウンドの柔軟性、最後にそれ以外のタイヤ機能の柔軟性(耐パンク性能など)が重要となります。

理想的なタイヤの空気圧は?

適正な空気圧はたくさんの要素によって変わってくるため、特定のバイクやライダーにとって適正な空気圧を推奨することは不可能です。
フレームとホイールの素材・構造と堅さ、重量配分、アスファルトの路面状況、タイヤとチューブの幅・素材、天気と気温、そしてライディング・スタイルも、適正な空気圧を決める要素となります。 これらの観点から、下記チャートが適正な空気圧を見つけるための参考になりますが、これは決まったルールという訳ではありません。

理想的なタイヤの空気圧

ウェットな路面や荒れた路面状況の場合は、0.5bar (7.5psi) 減らして下さい。 チューブラーの場合は0.5bar (7.5psi)増やして下さい。
最適な空気圧は、路面状況や天候状態、バイクの素材やセットアップ状況、ライダーの体重やライディングスタイルなど、多くの要素によって変わってきます。 適切な空気圧を見つけるには、様々な空気圧で何度かテストしてみることが一番です。いくつかコーナーのある、短めのクリテリウム・コースのような場所でテストしてみるのも良いでしょう。

推奨空気圧で始めて、少しずつ走りながら空気圧を5psiずつ減らしてタイヤが少し窪んでいるように感じたら、それがあなたにとっての最低空気圧になります。 そして上記の適正空気圧まで5psiずつ増やして、タイヤが路面から跳ねたり弾みだすようになったら、それがあなたにとっての最大空気圧になります。 そこから5psiずつ減らして、コンディションに合わせてベストだと感じる空気圧まで調整して下さい。

タイヤの空気圧、路面状況やコースの詳細、天候状態、タイヤの種類、ブランド、TPI、使用したバイクとあなたのその日の体重などを一緒に記録して下さい。 その記録がレースの際に、路面コンディションに合った最適なタイヤを選ぶための効果的なツールになるでしょう。

タイヤ/チューブラーで何キロ走れますか?

タイヤ/チューブラーの耐久性はたくさんの要素(タイヤのタイプ、ライディング・スタイル、コンポーネントの素材、路面状況、空気圧、etc.)によって変わります。そのため何キロ走れるか、を正確に言うことは非常に困難です。 一般的には、タイヤの空気圧が高ければ早く摩耗し、タイヤのレンジが高い(パフォーマンスが高い)ものはコンパウンドが柔らかいので、あまり長持ちしないと言えます。あくまで目安ですが、耐摩耗テスト機のデーターではTopazio Pro で3000km、Open Corsa Evo-CX II で2500km となっています。

いつタイヤ/チューブラーを交換したら良いのか?

タイヤが摩耗しているかどうかは、カーブを曲がるときにセンタートレッド(まっすぐ走るときに摩耗する部分)とサイドトレッド(コーナーで摩耗する部分)の間にはっきりと感じる裂け目(段差や角があるなど)があれば、交換する時期と言えます。
また、カーカスが見えるようになってしまった時も交換する時期です。 又、トレッドの摩耗以外にも、サイドケーシング部分に傷みや、擦れが出てきた場合にも交換時期となります。

タイヤを装着する方向は?

タイヤを装着する方向は、タイヤのサイドウォールに小さな矢印で示してあります。 もし矢印が見つからない場合は、トレッドパターンのデザインに合わせて下さい。 デザインが矢印のような形状でしたら、矢印が前向きになるように(進行方向にカタカナのハの字になるように)装着して下さい。 もし方向を前後に変えてもデザインが同じようなものであれば、どちらの方向で装着しても構いません。

サービス&メンテナンス

チューブラーの取り付け方
タイヤの取り付け方

取り付ける前に、適正サイズのリムかどうかを良く確認してください。リムセメントはヴィットリアMastik か、チューブラー用のリムセメントを使用してください。

取り付け手順について

1. サンドペーパーでリムを磨き、古いリムセメントはリムセメントクリーナーで完全に取り除き、乾燥させておく。(カーボンリムの場合は、サンドペーパーはかけないで下さい)
2. チューブラーの溝をクリーナーに少し浸した布できれいにする。
3. リムとチューブラーの接着面にリムセメントを薄く塗る。
4. 5分から10分経った後、リムにだけ再度リムセメントを塗る。
5. 3分から5分乾燥させる。
6. リムにチューブラーをはめて、少し空気を入れた後、トレッドのセンターがリムの中心にくるように位置を調節する。
7. タイヤの適正空気圧まで空気を入れる。その後、最大接着力を得るために約24時間放置してください。
8. 乗る前に毎回空気圧をチェックし、足りなければ空気を入れて下さい。
ベースのテープがきちんとチューブラーに付いているかどうか確認して下さい。

※このリムセメントの乾燥時間等の取付手順は、当社リムセメントを使用した時です。他メーカーのリムセメントをご使用される場合は、そのリムセメントの説明書にしたがって、取付をして下さい。

重要

ケーシングに傷がないか、またはベーステープが完全にチューブラーに付いているか、傷やほつれ等がないかを定期的に点検して下さい。 ベーステープがほつれていたり、ケーシングやリムから剥がれている場合は決してチューブラーを使わないで下さい。

チューブラーのメンテナンス

チューブラーは乾燥した場所で、光を避けて保管して下さい。使用後は毎回良くチェックして、水や石鹸で洗い、きれいな状態にして下さい。トレッドに付いた金属や小石などはきれいに取り除いて下さい。長い期間使用しない場合は、空気圧を5~6bar(70~90psi)にして保管して下さい。

注意 – 怪我を防ぐために

チューブラーをはめる前に、リムに亀裂がないか、曲がっていないか等を良く点検して下さい。 もしダメージがある場合は、修理するのではなく、新しいものと交換して下さい。
乗る前にチューブラーがリムに正しく接着されているかどうか、凹凸や亀裂がないかを確認して下さい。 もしダメージがある場合、修理するのではなく、新しいものと交換して下さい。
ゆるんでいたり、摩耗していたり、ダメージがあるパーツを使用すると、転倒事故を引き起こして怪我をする可能性があります。

タイヤの取り付け方
タイヤの取り付け方

取り付け手順について

1. タイヤに表示された空気圧に適したリムフラップをリムにはめてください。
2. リムの片側にタイヤのビートをはめてください。
3. インナーチューブに少し空気を入れてください。
4. バルブ口から順番にインナーチューブをタイヤとリムの間に入れていきます。
5. バルブ口付近から、もう片側のビードをリムにはめていきます。その際、インナーチューブをタイヤのビード部とリムの間で挟まらないように注意を払ってください。タイヤレバーの使用は極力避けてください。
6. 3.で少し空気を入れた状態で、チューブがタイヤの中で正しい位置にあるか確認してください。
7. インナーチューブがタイヤビードトリムの間に挟まっていないか確認します。挟まっている場合は再度はめなおしてください。
8. タイヤサイド部に表示されている気圧まで、ゲージ付きのポンプなどを使用して、空気を入れてください。

クリンチャータイヤのメンテナンス

クリンチャータイヤは乾燥した場所で、必ず光を避けて保管して下さい。使用後は毎回良くチェックして、水や石鹸で洗い、きれいな状態にして下さい。トレッドに付いた金属や小石などはきれいに取り除いて下さい。 長い期間使用しない場合でも、空気を少し入れて保管して下さい。

レッドカラーバルブは普通のバルブと何が違う?

Vittoria の一部のトップレンジチューブラーには、取り外しが可能な新しいタイプのレッドカラーのバルブが使用されています。
バルブ全体(シャフトとバルブコア)を根元から取り外すことができます。アルミ製で軽量であり、様々な長さを選ぶことができます。
軽量であることでホイールの回転バランスをより高めることが出来ます。
※バルブを取り付ける際には、必ずプラスチック製のツールを使用して下さい。但し締め付けすぎると、ベースのOリングにダメージを与え、急激な空気漏れを起こすことがあります。
対応モデル:CORSA EVO SC / CORSA EVO CXⅡ / CORSA EVO TECHⅡ / CORSA EVO SLICKⅡ / PAVE EVO CGⅡ / CRONO EVO CSⅡ / TRIATHLON EVOⅡ / PISTA EVO CSⅡ / PISTA EVO CLⅡ / CROSS EVO XGⅡ / CROSS EVO XNⅡ / CROSS EVO XMⅡに標準付属する赤色のアルミバルブに対応

バルブナットの目的は?

Vittoria のチューブラータイヤと51mm ロングバルブチューブには、バルブナットは付いておりません。 (ロードタイヤは空気圧を高圧にする為、バルブナットは通常必要有りません。)
バルブナットが付いている場合は、空気圧の低いホイールが回転する時に、バルブがリムの内側に落ち込んでバルブステムがノイズを起こすのを防ぐためのものです。
また、バルブナットは必ず手で締め付けて下さい。プライヤーなどできつく締め付けると、チューブにダメージを与えることがあります。

タイヤの空気圧はどれくらいの頻度でチェックすべきか?

車のタイヤと違い、自転車用タイヤの空気圧は非常に高く、逆に厚みは非常に薄いので、どれだけ高品質なインナーチューブでも継続的に空気が抜けます。ブチルチューブの場合、通常1週間で1bar 程度空気圧が減ると考えられます。 また、ラテックスチューブの場合は、8時間で2bar 程度空気圧が減ると考えられます。 その為、ライドの前に必ず空気圧のチェックと補充をする習慣を付けて下さい。
高い空気圧からは非常に早く空気が抜け、低い空気圧からはゆっくりと空気が抜けます。エアゲージを使って空気圧をチェックするようにして下さい。

ラテックスインナーチューブの空気圧が早く減るのを抑える方法は?

バルブコアを外してからリキッド(液体状の)ラテックスを入れることをお薦めします。これによってラテックス特有の表面の細かい穴を防ぐことができ、空気のロスを低くすると共に、耐パンク性能を高めることができます。

タイヤ/チューブラーは古くなるのか? 保管方法は?

タイヤが正しく保管されていれば、高品質ラバーの特性は10年間維持することができます。その為には温度や湿度の変化が少なく、乾燥した場所で、必ず日光や蛍光灯の灯りに当たらない様に保管して下さい。
未使用なのにタイヤの表面に亀裂などが出た場合は、正しい状態で保管されていなかったということになります。
タイヤの表面には薄いワックスがかかっていますので、走り始めから正しいグリップ力を発揮するため、使用前に取り除くようにして下さい。
保管時にタイヤに少し空気を入れておくと、装着しておかなくても変形を防ぐことができます。