世界学生トライアスロン選手権大会・日本食研実業団トライアスロン部



6月30日(土)、台湾で開催された”第12回世界学生トライアスロン選手権大会”でヴィットリアジャパンがサポートする日本食研 実業団トライアスロン部所属、石塚祥吾選手が日本男子歴代最高順位となる5位を獲得しました。 また、他の日本選手も6位・7位と続き、国の上位3人で競う団体でも、見事準優勝を果しました。

 

 

◆日本食研実業団トライアスロン部 石塚祥吾選手のレポート◆
                         
空港を出た途端、吹き出るような汗がでるアジア特有の温度と湿気の中、試合当日まで出来るだけ早朝にメイン練習を終わらせて後は無駄な体力を使わないように気を使いました。そのような中でレース当日、特に男子のスタート時間は10時30分と過酷な時間帯でのスタートになりました。

 

スイム会場は水温が高い上に視界も今までの経験上、一番悪かったと思います。レースナンバー順にコールされ真ん中よりやや外側からスタート。直後のバトルはなかったものの第1ブイに向かうにつれて外端からスタートした集団と合流して一気にバトルになり先頭で逃げていた選手と差がつく一方。2周目も同じような状況は変わらず400メートル以上はあるトランジットまではここで集団を逃さないように飛ばしました。

 

バイクの乗り出しでシューズのベルトが外れていましたが他の選手ももたついていたのでその間に直し集団へ入りました。蒸し暑い気候が影響してか30キロを切るところもあるくらい牽制し合い、集団が大きくなればなるほど更にスピードが落ちる悪循環が続き、そして20人以上の大集団のままランへ移ります。バイクコースがほぼ四角に作られて、鋭角のカーブが多かったものの、しっかりとグリップし後方からでも遅れを取ることなくレースを進めました。路面状況が劣悪な箇所もありましたが直前の練習から使用しても問題なかったためコースを選ばず安心して使用できると思います。

 

いつもなら最初の1キロまでにスピードを意識するのですが、ここは同じことをしても後半にかけて大幅にペースダウンすると考えられたのでイーブンペースでいきました。次々と暑さに耐えられなくなった選手がリタイヤまたは順位を落とす中、徐々に順位を上げ日本男子最高順位5位でゴールする形となりました。ほかの日本人選手も6、7位と続き国の上位3人の順位で競う団体も準優勝を果たしました。男子としては過去最高の結果であり選手として素直に嬉しく思います。

 

日本として今回はアジア特有の高温多湿の気候に助けられた部分もありますが今週末のワールドカップエドモントン大会はそうはいきません。涼しいことが想定されるためどの選手もベストコンディションで臨んでくるはずです。そういった中で戦えることが楽しみでもあります。初めてのワールドカップでこれから世界を転戦する忘れられない大会になると同時に早い時期に世界との差を肌で感じておく良いきっかけになると思います。

 

使用タイヤ:CORSA EVO SC 23-28” チューブラー 

日本食研実業団トライアスロン部オフィシャルサイト